GAKUO日記 競馬予想 分析

2020年06月

勝ちタイム  2.13.5 テン3F 34.6 上り3F 36.3

Hペース 特殊(+0.9)瞬発力レース



1着 クロノジェネシス 〇

2着 キセキ       △

3着 モズベッロ     無印



的中なし



回顧

 レース前の雨により良馬場から稍重へ悪化。勝ちタイムから考えると稍重と言えどかなり重たい状態。勝ち馬クロノジェネシスはスタート後落ち着いて外の中段へ、キセキはスタートやや遅れて後方で折り合い専念の競馬、モズベッロも全く行く気を見せずに後方待機となった。本命馬サートゥルナーリアは中段の馬場の悪い内へ閉じ込められる形となり苦しい展開となった。好位を取りたい馬が多く、12.3 - 10.9 - 11.4 と馬場を考えると早いペースとなった。残り800の地点から外からキセキ、クロノジェネシスが絶好の手ごたえで上がっていく展開、サートゥルナーリアは内でやや反応が悪そうな感じ、モズベッロはその後ろから外を回してポジションを上げていった。先行勢は苦しく手ごたえのある馬はいなかった。直線向いてのクロノジェネシスはレースラップ 11.9 - 12.1 - 12.3

で6馬身差圧勝。ラスト1F12.3は自身のラップで、他の馬は13.0以上でほとんど止まっていた。ペース以上にタフな流れ、そしてタフな馬場であったことは間違いない。

馬場の適正が生んだ着差だけに今後のクロノジェネシスがどうなるかはまだわからない。サートゥルナーリアは馬場が堪えた形。内枠で内々を回らさせられる形が厳しかった、良馬場で見直したい。キセキも折り合いさえつけばまだ好走可能。ラッキーライラックも良馬場で見直したい。

半期のグランプリを迎えるに当たって、今年は18頭のフルゲート、おまけにレベルも例年に比べて高く、非常に楽しみなレースになった。例年の傾向であれば、

適正>能力で決まるケースも多く、1番人気馬も近5年で2着2回、あとはすべて着外という結果に終わっている。そんな中で1人気◎サートゥルナーリア。史上最高レベルの皐月賞辛勝から、中5週ダービーで敗れ、休み明け神戸新聞杯は破格の内容。中4週の天皇賞秋は強引に位置を取りに行って掛かっていたものの6着。中7週の有馬記念は離されものの2着確保。休み明け金鯱賞は完勝。通常であれば大阪杯、天皇賞春などを狙ってもいいが、戦歴を振り返ってわかるように間隔が詰まるとテンションが高まり能力が発揮できない。間隔をあけてフレッシュな状態であれば力を出せると陣営もこのローテーションを組んできた。阪神2200、馬場適正は微妙だが、能力で他馬を圧倒できる。

 〇クロノジェネシスは4歳になってさらに成長。2歳時から高い能力を見せていたが、3歳時はもどかしい成績。京都記念→大阪杯を見てももう一段強くなった。実際に前走大阪杯は外枠からの苦しい形であったが、2着好走。内々回ったラッキーライラックには今回は先着できる。今時珍しくデビュー以来北村友Jが乗っているのもメリットが大きい。

右回りは元来内にもたれる癖があったが、秋華賞からは右ムチを入れる形、今は全く問題ない。

 ▲グローリーヴェイズは去年天皇賞春、香港ヴァーズがとにかく強い、能力はサートゥルナーリアの次だが、6か月の間隔が気になる分3番手とした。以下重たい馬場のこの舞台に適正がありそうな、ブラストワンピース、スタート決めて折り合いさえつけばしぶとい去年2着のキセキ、充実しているが馬場の不安なラッキーライラックに、先行粘り込みを狙えるダンビュライトとスティッフェリオまで。



◎⑤サートゥルナーリア

〇⑯クロノジェネシス

▲③グローリーヴェイズ

☆⑱ブラストワンピース

△⑪ラッキーライラック

△⑭キセキ

△⑬ダンビュライト

△⑮スティッフェリオ



馬連 ⑤-③⑯⑱ 55%

3連単 ⑤→⑯→③⑪⑬⑭⑮⑰⑱ 35%

3連単 ⑤→③⑱→③⑯⑱  10%


2019 Sペース 特殊(+0.5)持続レース

2018 Hペース 差し(-0.4)瞬発力レース

2017 Sペース 特殊(+0.1)持続レース

2016 Hペース 先行(-0.2)持続レース

2015 Sペース 差し(-0.4)瞬発力レース


ポイント

ペースもレースの質もバラバラで狙いが絞りにくい。

特殊レース(力の差が大きい)が2回発生。

馬場状態、逃げ馬の有無、枠順

Sペースであれば早めからのロングスパート

(長く足を使える馬)

Hペースであっても先行馬残れる

(極端な差し有利レースにはならない)


大阪杯  Sペース 先行(-0.3)持続レース

天皇賞春 Sペース 差し(-0.9)消耗レース

新潟大賞典 Mペース先行(-0.3)持続レース

金鯱賞   Sペース 先行(-0.1)瞬発力レース


函館SS


勝ちタイム 1.07.5 テン3F 33.4 上り3F 34.1

Mペース 先行(-0.2) 持続レース


1着 ダイヤトニック 〇

2着 ダイメイフジ  無印

3着 ジョーマンデリン ◎


的中なし


回顧 

 スタート後ダイメイフジが押し気味にハナへ、ダイヤトニックも好スタートから2番手へ、

テン3F33.4からもわかるように、それほど早いペースでないので、この2頭の前残りでそのまま1.2着の決着。能力の違いを見せつけた。本命馬ジョーマンデリンは好スタートから、やや抑える形で5.6番手追走。ここで勝負が決まってしまった。ポジションが取れそうな感じであったので、やや消極的な形となってしまった。

 サマースプリントシリーズの初戦の函館SS、実際は力のある有力馬VS夏競馬で稼ぐ馬の戦いであり、このレースに対する温度差があるのも事実。実際に高松宮記念好走馬が負けることも多く、○ダイアトニックもまさにGI好走馬であり、夏で2戦叩いてスプリンターズSに向かう可能性が高く、どこまで本気か正直微妙。ただ前走は不利がなければほぼ勝ちの内容で、能力自体の疑いは全くなくい。

 一方◎ジョーマンデリンは正に夏競馬で稼ぐタイプの馬。成績が示す通り函館巧者で、また前走の内容も非常に濃い。勝ちタイムは馬場差はあるが例年の函館SSのタイムを凌ぐものであり、それを4番手からやや外を回す形で完勝、能力もダイヤトニック以外であれば劣らない。三番手はハイレベルのオーシャンS4着好走のグランドボヌール。

先行からの粘り込みが期待できる。以下ライトオンキュー、フィアーノロマーノ、メイショウショウブの3頭まで。


◎⑩ジョーマンデリン 

〇⑥ダイアトニック

▲⑫グランドボヌール

△⑦ライトオンキュー

△⑨フィアーノロマーノ

△⑮メイショウショウブ


単勝⑩ 35%

馬連⑩-⑥⑦⑨⑫⑮ 65%



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